日本心理劇学会 第28回大会TOKYO2022

明治大学駿河台キャンパス
2022年12月10日(土)・11日(日)

大会テーマ

  「サイコドラマとオープンダイアローグ」

いま目の前に起こるそのことが豊かな実りを生み出す
そのための仕組み(構造)と仕掛け(演出)を考え直す

第28回大会TOKYO2022にむけて

みなさんに1号通信をお届けしてから2ヶ月ほど経ちました。おかげさまで、学会当日の口頭発表もワークショップ発表も、予定していた数のご応募をいただきました。厚く御礼申しあげます。

 さて、1号通信をご覧になった方から「オープンダイアローグ劇」って何?というお問い合わせを何件かいただいております。今回は、その説明と宣伝をしておこうと思います。

 オープンダイアローグのなんたるかは、1号通信で簡単に述べましたが、治療チームが患者さんの家に訪れて開かれるミーティングにおいては、参加メンバーの「声」が自由に交わされることがとても重要です。チームはそのための「場」を作ります。ここで起きるメンバーどうしのやりとりを「水平方向のポリフォニー」と呼びますが、演劇的にとらえれば、この空間は人々の声がポリフォニックに響き合う「舞台」と考えて良いでしょう。

 また、この場に参加している各メンバーは、日常の中でさまざまな「役」を背負って、あるいは演じながら生きています。みな、それぞれの場所で、さまざまな経験を重ねてきています。ですから、メンバーひとり一人から多くの「声」が溢れ出てきますし、そこに新しい意味や価値を見出すチャンスが生まれるのです。個人の身体とそこに詰め込まれた時間と声、これを「垂直方向のポリフォニー」と呼びます。

 どうでしょう、この構造は私たちの心理劇に似ていると思いませんか? オープンダイアローグでは、主役は患者、クライアントですが、参加メンバーの声はみな等しく尊重されます。ミーティングも最初からテーマを設けず、対策や方針を立てることすら目的にしません。要するに「即興」のセッションです。こういうところも心理劇に似ていますね。

今回の大会の目玉企画であるオープンダイアローグ劇「波動論マシンの秘密」は、日々の臨床でオープンダイアローグを実践している精神科医と精神保健福祉士の方々と当学会の会員をキャスティングした半即興劇です。オープンダイアローグのデモンストレーションを観ながら心理劇との共通点を探り、私たちの未来を考えるきっかけになればと考えています。多くのみなさまのご来場を、スタッフ一同、心よりお待ち申しあげております。

日本心理劇学会 第28回大会 大会長 山登敬之

詳細

1.大会参加申し込みについてのご案内
(1)事前登録について

事前登録期間は2022年9月5日(月)~10月25日(火)です。

大会参加およびワークショップ発表への参加につきましては、日本心理劇学会第28回大会ホームページの「大会参加申込フォーム」よりご登録ください。

(2)ワークショップ発表への参加申し込みについて
  • 大会2日目のワークショップ発表に参加をご希望の方は、以下の概要をご参照の上、事前登録の際に希望するワークショップを第3希望までお選びください。
    概要はこちら
  • 希望者多数の場合は、抽選とさせて頂きますので、ご了承ください。
(3)大会参加費のお振込みについて
大会参加費 :
会員・準会員 … 事前申込 7,000 円 (当日参加 8,000円)
非会員 … 事前申込 8,000 円 (当日参加 9,000円)
学  生(学部および修士)… 事前申込 5,000円 (当日参加 6,000円)
非会員(12月10日のみ参加)…事前申込 4,000 円 (当日参加 5,000 円)

大会参加費は、10月25日(火)までに、下記の口座にお振込みください。

<振込先>
PayPay銀行 店番号005 口座番号6093312
<口座名>

一般社団法人東京対話学舎日本心理劇学会第28回大会事務局

※ 事務局での振込確認をもって、登録完了となります。
※ 事前登録をされて、大会参加費を納入された方には、抄録集と名札をお送りします(11月中旬を予定)。
※ 振込手数料は、ご自身でご負担ください。
※ 納入された諸費用の返却はしかねますので、ご了承ください。

2.日程
※クリックすると拡大されます。
3.会場

<1日目>
明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン

<2日目>
明治大学 駿河台キャンパス グローバルフロント(2日目)

※注意 : 研修委員会主催の研修会会場はリバティタワーです

<所在地>
〒101−8301 東京都千代田区神田駿河台1−1

<アクセス> 
JR中央線・総武線「御茶ノ水駅」御茶ノ水橋出口より徒歩 5分
東京メトロ丸の内線「御茶ノ水駅」1 番出口より徒歩 8分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1 出口より徒歩 8分
都営三田線・新宿線・東京メトロ半蔵門線「神保町駅」A5出口より徒歩 10分

4.プログラム
■特別講演
「シナリオ」と「プロセス」
…斎藤 環(筑波大学)
■大会企画
<第1部>
ドラマ オープンダイアローグ劇「波動論マシンの秘密」
…演劇ユニット・サイコシアターD

<第2部>
シェアリング 「サイコドラマとオープンダイアローグ」

登壇者
岡嶋 一郎(西九州大学)
土屋 明美 (東京薬科大学)
時田 学(日本大学)
諸江 健二(アンジェ心療クリニック)
ファシリテーター … 佐藤 豊(防衛医科大学校)

■大会長講演
「サイコの知とドラマの血」
…山登 敬之(明治大学)

■大会企画ワークショップ
 「揺らぎ続けられること~リフレクティングとサイコドラマ」
…佐藤 豊(防衛医科大学校)

5.市民公開講座

「たのしく体験してみよう!こどものための演劇ワークショップ」
…柏木 俊彦(第0楽章/調布市せんがわ劇場演劇ディレクター)

  • 会場はグローバルフロント 1階、受付は12月11日9時30分から行います。
  • 一般のお子さんを対象とした演劇ワークショップです。
  • 演劇ワークショップへの事前申込者(小学生/定員 30名)と、その保護者が無料で参加できます。
  • 大会参加者もオブザーバーとして見学が可能です。

詳細はこちらのチラシを御覧ください。

6.特別展示 「高良聖先生と明大サイコドラマの歩み」

心理劇の分野において多くの功績を残しながらも、2017年にご逝去された高良聖先生に哀悼の意を表し、特別展示を企画いたしました。

高良先生は2004年に明治大学に着任され、2006年からサイコドラマの普及と発展のため「明治大学サイコドラマスクール(MPS)」を亡くなる直前まで開催していました。

展示では豊富な資料と共に高良先生と明治大学におけるサイコドラマの歩みを振り返ります。今大会の開催地である明治大学に高良先生が何を遺し、何が受け継がれているのかをぜひご覧にいらしてください。

7.研修委員会主催の研修会について
  • 研修委員会主催の研修は、12月9日(金)17 : 30~20 : 30、12月10日(土)9:00 ~11 : 00を予定しております。詳細は、下記のご案内をご参照ください。
  • 会場は、明治大学駿河台キャンパス「リバティタワー」です。大会会場とは建物が異なりますので、ご注意ください。
8.留意事項
  • 感染症拡大に伴う、大学の感染対策レベル引き上げ等の事情により、開催方法、プログラム内容等に変更が生じる可能性がございます。
  • 感染症拡大防止のため、大学内での飲食を伴う懇親会の開催は予定しておりません。
  • 宿泊・昼食等は、各自でご準備ください。
9.今後の予定
  • 2022 年 9 月 5 日(月)…事前申し込み開始
  • 2022 年10 月25 日(火)…事前申し込み締切
  • 2022 年11 月中旬…抄録集送付
10.問い合わせ先

大会に関するお問い合わせは、参加申請フォームよりお願いします。

日本心理劇学会第26回研修会のお知らせ

 日本心理劇学会第28回大会の前日12月9日 夕刻~大会第1日目12月10日開会前の午前に、日本心理劇学会研修委員会主催第26回研修会を開催いたします。
大会参加に併せて、どうぞ振るってご参加ください。

1.期日

2022年 12月9日(金) 17:30~20:30(受付16:45~)
12月10日(土)9:00~11:00
※2日間計5時間研修

2.会場

明治大学 駿河台キャンパス リバティタワー
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1

  • 研修会全課程参加者には、研修修了証を発行いたします。
  • 本研修会は、心理劇ディレクター・スーパーバイザー資格認定の申請の際に求められる参加時間としてカウントされます。
  • 臨床心理士の方は、資格更新のための研修ポイント(2ポイント)となります。(臨床心理士教育・研修委員会規程別項第2条(3)のワークショップ型研修会に該当)

研修内容、申込方法の詳細につきましては、日本心理劇学会HPをご参照ください。